戦に臨む旗印、ロゴマークの由来は。その1

こちらの記事からの続きになります。
円相から始まる。ストーリーのあるデザイン。


円に込められたストーリーをぶちまけます。

4つのシンボル及びストーリーから成り立ちますが、一つ一つを誠に勝手ながら解説していこうと思います。

先のように思いの丈をぶちまけますが、個人的には一片の心残りも無いようにしようと思いますし、それらのストーリーが皆さんにとってのエンターテイメントになってくれれば幸いに思います。その為に芸を磨き続けます。

左上のシンボルから。



何だと思いますか?

知らんがな!とは言わず(笑)。

本当は種を明かすよりも、いろいろと想像を膨らましてもらうのもアリかとは思い続けてもいたのですが、知ってもらう事もより深まるので大切かなと。

(公転の)軌道、軌道面(Orbit)。

それがモチーフです。


全体を通して、天体からインスパイアされています。



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その心とスローガンと由来。



「永遠と秩序」



人間の想像を超えた永い年月、関係を保ちながら回り続ける事を司っています。

この軌道というものを選んだ理由です。

ブランドの精神性や技術というものも、磨り減る事無く、惑わされる事も無く、ネットワークを駆使しながら、ただ淡々と回り続ける意味に着目しました。

一過性の勢いやそういうものではなく、携えるものをきちんと携え、落ち着きを与える全体像。
また時間という世界を超えた、惑わされない創造をも意味しています。

加えて服を着て下さる方にも、トレンドに流されるのではなく、落ち着きを持ってその概念を提供したいと思っています。
目減りしない確固とした精神性と技術。
それがまずこのシンボルで皆さんに貢献できる事です。


 

図案解説。


軌道は円が何層にも重なる事からそれを発端として、シンプルに軌道を具象化。

ひたすらシンボリックにする事に時間を割きました。

その中で、家紋の世界の一つの特徴とも感じましたが、割りと奇想天外な円への収め方があります。
そして「Q」の文字に照らし合わせる。


円とQという制約を設ける事で生まれた図案。
制約が無ければ、丸っきりの事をしてしまっていたかもしれません。

またQに関しては、そういう風に見えればいいかなという程度に捉えました。

こんな感じでデザイン展開が行われていきます。
意外とこのスケッチブックそのものが書籍のように作品そのものにもなるんじゃないかという面白さがあるもんですよ。尤も、人様に見せる事を前提にしているわけでは決して無いので、メチャクチャだし、見せられませんけどもね(笑)。

 

総括。


シンボリックに考えていく作業というのはとても楽しいものです。

主観にはなりますが、シンボライズをするという事には、シンプルにしていく事と余計なものを削ぎ落としていく事が月並みな言葉ながら必要と感じます。
そうしていく事で、最後に残るのは本質だけ。

その本質をつかめた時が快感ですね。それを知れる事が楽しい。
余計な物に惑わされなくなる感覚を覚えます。


このような経緯でまずは左上の第一のロゴマークを起こしました。

次回は右上のシンボルのお話です。

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