「デザイン」って言葉を国を越えて噛み砕くと、ブランディングのヒントに。

日本語と英語で「デザイン」の捉え方が違う?

そんな視点のコラムです。言語の面白さでもあるかと思います。

デザインと言語は一見、相反するように思われるかもしれません。
でも、自分はデザインを起こす際、テーマやモチーフの名前や言葉自体を噛み砕いてみる為に辞書を活用する事もあります。

それは何故か?

普段何気なく使って通り過ぎて行ってしまう言葉の中の真意を改めて知る事で、実は思いもよらぬ新たな視点を発見させてくれる事もあるからです。


これも一つのリサーチやデザイン展開ですね。

そんなリサーチは我々が母国語としている日本語だけにとどまりません。
ある時ふと「デザイン」の言葉を調べようと思い立った時の事です。

そもそも「デザイン」って何だろうと。

自分でも思いもよらなかった目からウロコの考えがそこにはありました。

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紙の魅力を考えていたら、滅びる為の創造とビジネスになった。

ペーパークラフトの事について数話お話したわけですけども、

服作りは構築的な事。で、ペーパークラフトへの話。

ペーパークラフトと飛び出す絵本で童心に帰る事にしたドキュメンタリー。


ペーパークラフトの製品化へのこだわり過ぎのコダワリ。


一連のものを作っていく中で感じていた事があり、それがビジネスとしても意味のあるものでした。

それは「儚さ」。

そして、「儚さ」を踏まえ相手にする事で生まれたビジネスの考え方。
仕事や作業の論理が変わったとも言えます。

儚さが仕事の一概念になるお話です。

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巨匠・亀倉雄策を知る。

家紋を学んでいく中で知った人物がいます。
知って損はない方です。
東京五輪のエンブレム騒動にも時折名前が出てきました。

それがタイトルの亀倉雄策氏。
ご存知の方もそうでない方もいるかと思われます。

まずこの方の職業はグラフィックデザイナーです。
戦後のグラフィックデザインを支え、もっと身近な話をすると、以前お話した松永真氏と同様、数々のロゴマークやポスターを手掛けた方です。
ほぼ断言出来ますが、誰でも彼の作品はゼッタイに見た事があるはず。

また、その方面の賞に彼の名を冠した賞があるほどです。
その彼のお話しをしようと思います。 Continue reading “巨匠・亀倉雄策を知る。”

グローバリズムは異質なものでも受け容れる知性。

「人は何故いびつな物を作るのか?」


・・・タイトルを含め、それらを思ったのにはあるTV番組で見たファッションデザイナーの言葉があります。

こちらの記事でこの言葉をスローガン的に使いました。
小宇宙(Microcosm)で楽しむ。

少し幣ブランドのブランディング作業とは離れて、別の角度からのファッションの考察をしたいと思います。

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